7つの習慣 第1の習慣「主体的である」とは!?

みなさんこんにちは。スタッフの石田です。

前回の記事でステーブン・R・コヴィー著の「7つの習慣」の根底の考え方である「インサイド・アウト」「パラダイムシフト」を紹介しました。

今回は第一の習慣の「主体的である」を説明します

みなさんは「主体的である」と聞いてとどんなイメージを持ちましたか?

私ははじめ「主体的である」という言葉を聞いた時は、組織の中で率先して動くことや、自発的に行動することをイメージしました。

しかし、「7つの習慣」の中での「主体性」の定義は、‘‘人間として、自分の人生の責任を引き受けること‘‘となっています。

さらに、‘‘私たちの行動は、周りの状況ではなく、自分自身の決定と選択の結果である。私たち人間は、感情を抑えて自らの価値観を優先させることができる。人間誰しも、自発的にかつ責任をもって行動しているのである。‘‘とあります。

わかりやすく言い換えると何か出来事が起きた時にその出来事をどう捉え、その後の行動をどうするかの自由は自分自身にあるということです。

例えると、A君が寝坊し遅刻しました。その時、101カレッジスタッフである私は怒りに任せA君を厳しく𠮟ることもできます。しかし、遅刻した責任をA君だけのせいにせず、なぜA君が寝坊したか考えます。スタッフがしっかりと授業開始時間を伝えておけたか、早く寝るように促していたかと自分の責任を考えます。

そうすると、同じ失敗をしないための案が浮かび上がってきます。A君のせいだけにせずスタッフとしての責任を意識することで自分の成長にも繋がります。

A君にも同じく遅刻したことの責任について考えてもらいます。翌日の授業開始時間を確認できていなかった、夜遅くまでゲームをしてしまった等の反省を自分ででき、今後は確認を行い夜更かししすぎないようにするという改善策を自分で考えることができました。

今までは失敗を他人や環境のせいにし、非を認めず、自分を守っていたかもしれません。

人間誰しも失敗するものです。その失敗から多くのことを学び、今後は同じ失敗をしなければいいのです。

101カレッジは数々の学生の挑戦を応援しています。学生は失敗することもありますが「主体的」であり失敗からも多くのことを学んでいます。

今後も失敗を恐れず数々の挑戦をしていただきたいです。

次の記事では第2の習慣の「終わりを思い描くことから始める」を説明します。

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