こんにちは。101カレッジ校舎長の加藤です。
令和3年6月9日のイブニング長崎で101カレッジを取り上げていただきました!
在校生のたいちゃん(ニックネーム)特集のような感じでした!たいちゃんのインタビューは驚くくらい立派でした!
映像だけでは伝わらなかった部分もあると思うので補足説明を交えながら今回の特集を紹介していきます。

101カレッジは令和2年5月23日に開校しました。(開校1年記念イベントはコロナの影響もあって延期しています。8月14日、15日に開催予定の竹灯籠祭にはお祝いしたいですね!)

開校記念植樹したオリーブもすくすく育ちました。一切水やりしていないのにすごい成長ですね。

キャンパスとして活用している無人島田島。周囲3.2㎞あり一周するだけでもいい運動になります!無人島なので人は住んでいませんが犬二匹(ジョンとトト)が住んでいます。キャンプ場として利用できるので是非遊びにいらしてくださいね。https://tashima-nagasaki.com/
東京の社会福祉法人の理事長兼101カレッジの理事を務めている谷山です。冒険の島を作って子供たちに原体験を楽しんでほしい!と数十年前から無人島田島の開拓をコツコツ進めていました。開拓を進めていくうちに谷山と地域の方々の関係も深くなり、101カレッジの開校に至りました。
やりたいことが見つからなければとにかく遊ぶ!遊びの中でなにか自分の好きなこと、嫌いなこと、向いていること、不向きなこと等を考え、自然とやりたいことに気が付くことができると谷山はよく話します。
まずは大自然の中で遊び、いろんな体験をすることを101カレッジでは大切にしています。そしてスタッフは伴走しますがあえて答えは教えません。自分で考える力、やり遂げる力を身に着けてほしいです。食事一つとっても上げ膳据え膳はしません。自分で作って自分で片付ける。みんなで作ってみんなで片付ける。共同生活でしか得られない気付きを在校中に学んでほしいです。
そしてたいちゃんの不登校だった時のエピソードがありました。たいちゃんと2か月関わってきて感じたのが、たまたま環境が合わなかっただけなんだと。
たいちゃんは指示されたこと以上になんでもこなしますし、コミュニケーションも上手。あんまり人に興味がなかったと話していますが、興味の湧くような人が近くにいなかったんじゃないかと(あくまで加藤の考察です。)
毎朝掃除をし、自分で食事を作り、休みの日は自己研鑽でプログラミングをもくもくと勉強しています。なんてかっこいい生き方なんだ。
たいちゃんは漁師の仕事に関心があり、今後は漁師になるかも?と話しています。101カレッジは全力で彼を応援したいです。

最後に加藤の戯言を、、、
高校や大学の時に誰しも人間関係で悩み、時には学校に行くことさえできなくなってしまうときがあると思います。学校に行って勉強することが目標になりがちですが、学校に行くことはあくまでなりたい自分になるための手段の一つだと思います。目標は自分の生活、人生を豊かにすること。学校なんて行かなくても生きていけるし幸せになれる。でも学校にいかないとなれない職業や取れない資格がある。自分がどうなりたいか考え、進路を選択する必要があります。私は不登校もひきこもりもニートも悪いとは思いませんし、次に進むための準備期間だと思っています。(自分も看護師をやめた後2か月ニートをやりましたがとても楽しかったです。ゲームはやり放題、映画は見放題。親がご飯を作ってくれる。今になっては久々家族に甘えることができたとても幸せな時間の一つです。親はいつ再就職するのか少し不安そうでしたが笑)
ですが、言い訳ばかりして将来を少しも考えようとしないのはあまりよくないと思います。101カレッジに来てさえくれれば同じ悩みを抱えている仲間たちや師匠たちと将来を少しでも考えらえると思います。少しでも力になれるようサポートするので勇気をもってきてほしいです。
今回101カレッジを取り上げてくださったNHKのスタッフの皆さんありがとうございました。
梅雨は夏の予兆のようで毎年ウキウキしている加藤からでした。
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