101カレッジ職業体験メニューの「農業プログラム」をご紹介します!

入学者のみなさんが、職業体験を通して、自分の得意なことを見つけたり、生き方を学んだり、社会への一歩を踏み出す準備ができるようにサポートするのが、私たち101カレッジ。

入学後最初の6週間は、101カレッジハウスでの共同生活に慣れ親しむため、まずは心身の健康を第一に、豊かな自然環境でのんびり過ごしながら生活リズムを取り戻し、地域の人たちとも交流します。

次の6週間では、さまざまな職業体験を通して、どんなことが自分に合っているのか、何が得意なのかを見つけていきます。基本的には1週間ずつ、異なる業種を体験しますが、入学者のみなさんに合った個別のカリキュラムを設定します。

ここで体験できる業種には、農業、漁業、プログラミング、家具づくり、エンジニア、動物とのふれあい、ショコラティエ、ジビエ漁師体験、などがあります。(随時追加予定)

「どんな内容かもっと知りたい!」というお声をいただいたので、今回は、農業プログラムについて詳しくご紹介しますね!

農業の師匠は地元の農家さんたち!

101カレッジでは、教えてくださる人たちを「師匠」と呼びます。農業プログラムの師匠は、地元の農家さんたち。季節によって内容は異なりますが、6月頃だと田植え、アスパラ収穫、ほおずき畑のお手伝い、荒地整備や花植え、草取りなどを行います。また、EM菌のボカシを使った土作りの体験もあります。

おいしく安全な野菜を育てるためには、なんといっても土作りが大切です。農業体験で丁寧なくらしを体感すると、自分の足で立ち、しっかり大地とつながる感覚を取り戻せます。「地に足がつく」と自分の中心が少しずつ定まってきますよ。

ちなみに、農業の師匠である森浩三さん(写真左)は、アスパラを栽培していらっしゃいます。「くらしの基本が大事」とおっしゃる森さんは、地元のうず潮太鼓のグループでも活動しています。

自主学習・調理もあり

ドローンを使った最新の農業など、先進事例を学びます。また、EM菌以外の有機農法(自然農法、バイオダイナミック、パーマカルチャー)なども学び、実際に取り組んでいる農家さんの見学も。また、育てた野菜を使って自分たちでお昼ご飯を作って食べます。もちろんスタッフがサポートしますので、ご安心を!

1週間のスケジュールはこちら

各職種ごとに1週間ずつ職業体験をします。農業体験も1週間(月曜日から金曜日)のスケジュールがあって(*季節ごとに内容は変更します)、2名の師匠たちが午前と午後をそれぞれ担当します。師匠たちは農業のことはもちろん、師匠たちの知恵や「生きるチカラ」のヒントを教えてくれることでしょう。

さいごに

今回は、101カレッジの職業体験の1つである農業プログラムについてご紹介しました。先月、田植えのお手伝いに行ったのですが、植えた苗がすくすくと成長してスーッと上に伸びている姿がとても美しかったです。

農業は大変なこともあるけど、とてもやりがいがあるし、大切な仕事だと思います。だって、人間は食料がないと生きていけませんから。作り手がいてくれるからこそ、美味しい野菜が食べられるんです。

プランターや家庭菜園、畑で、自分が手間ひまかけて愛情を込めて作った野菜を収穫して、自分で料理をして食べることは、まさに「くらしの基本」ではないでしょうか。種まき、水やり、草取り、収穫と、1つ1つの小さなことが喜びにつながります。

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